リハビリテーションのご案内
ご高齢の患者様は、加齢による筋力の低下、活動性の低下、認知機能の低下、精神活動の低下などの問題を抱え、病気にかかりやすい状態にあるといえます。このような
ご高齢の患者様にお勧めしたいのがリハビリテーションです。リハビリテーションで積極的に身体を動かすことは、筋力強化や脳への刺激となり、病気の発症予防につながります。
こうした背景から当院では、患者様の体力づくりやリフレッシュの場として活用していただくために、2016年5月よりリハビリ室を拡大、拡充しました。ぜひご活用ください。
生き生きとした療養生活をサポートします。
当院ではセラピスト(理学療法士など)が患者様と1対1でリハビリを行います。
運動療法
肩関節や膝関節、頚部腰部等に対して、徒手療法や自分で行える運動指導を行います。
機能訓練
日常生活の中で困難となりやすい起居動作や立ち上がり方、歩行などの体の使い方の指導や動作訓練を行います。マシントレーニングや姿勢、歩容、体操や運動などの指導、さらに生活指導やアドバイスも行っています。
物理療法
外傷(骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷)に対して保存的な治療(整復、固定、後治療)を行ったり、急性期〜慢性期の運動器疾患、筋骨格系の痛みに対する徒手的な治療を行ったりします。
リハビリテーションQ&A
他の病院で手術をしました。手術後のリハビリテーションの場として利用できますか?
当院のリハビリテーション室は、他院で手術された患者様や透析患者様のフォローも行っています。
リハビリテーション室のスタッフの役割について教えてください。
当院のリハビリテーション室のスタッフには、理学療法士(PT)、柔道整復師がいます。それぞれの役割について簡単に説明します。
・理学療法士(PT)・・・寝返る、立ち上がる、歩くなどの基本動作ができるように、身体の基本的な機能の改善をサポートします。
・柔道整復師・・・人間の持つ自然治療力を最大限に引き出して、日常生活の中で生じた打撲や捻挫といったケガを、手や手のひらを使った手技で治します。
※当院には在籍していませんが、食べたり入浴したりなどの、日常生活を送るうえで必要な動作ができるようにサポートする、セラピスト(作業療法士(OT))もいます。
土日祝日も利用できますか?
外来診療時間内でのご利用となります。日祝日と土曜午後はご利用いただけません。